お互い口数が減ったのは、 過剰に意識してたからだろう。 インター近くのホテルに入っても、 緊張が解けずに、 しばらくソファに座って話をしていた。 「シャワー浴びておいでよ。」 俺の言葉に意を決した彼女は頷いて、 浴室に消えた。 彼女と入れ替わりにシャワーを浴びて、 自分の緊張を隠すかのように 「Hするのってかなりご無沙汰なんちゃうん?」 と彼女をからかってみる。