あの日からレオンは毎回、花畑を異空間につくってくれるようになった。 帰ると言ってるレオンをよそに、私は甘い匂いのする花畑に寝転がった。 甘い甘い、蜜の匂い。 「もー、寝るんなら部屋で寝ろよ」 「ここは花のイイ匂いがするの!」 そりゃ私の部屋のベットも、フカフカで大きいけどさ。 乙女心というものがあるんですよ、ハイ。