「お前らは、何らかの"卑怯な手"を使って、下級ヴァンパイアから上級ヴァンパイアへとのしあがっていった…違うか?」
だから、元来“ヴァンパイアブラッド”として生まれて来たマティリア達からしてみれば、コイツらは立派な「偽物」
…‥で、あるならばこそ、マティリアがさっきからずっと、ココまで奴等を卑下(ひげ)し続けている理由も分かるし
逆に、そんな奴等が何故か最強に近いマティリアの存在ではなく、あくまでも"男"のメフィストを狙う理由にも、説明がつくのだ。
「素晴らしいですわ…っ!お姉様、わたくしったら興奮して、全身の毛穴がうじ虫のようにウジウジ疼いていますわ…!!」
「……」
そのあまりにも気色悪すぎる表現は、いささかどうかとも思ったが…もちろんの事、あたしはそれを軽くスルーして、尋問まがいの言葉を続ける。
何より、マティリアのその気味の悪いセリフが、あたしの推測に間違いがない事を裏付けていた。


