奇妙な沈黙の時間が続き、ずっと片足立ちしていたあたしの足も流石に痺れを感じ始めた。
「…姉さん」
「何だ」
一度、強く押し戻された足が悔しくて、尚更大きく足を上げ…油断すると後ろにスッ転びそうになる不安定な体勢に耐えながら、不機嫌に答える。
「………パンツ丸見え」
「……」
しかし、どこを一点凝視しているのかと思ったら、どうやらそこにばかり気を取られていたらしいメフィストに呆れ
あたしは、上げた足と軸足を入れ替えにその顔面に膝蹴りをいれた。
そして、えも言われぬ呻き声で悶絶する奴を無視して、抜き取られた弾丸が転がるその場所へ向かう。
だけど、御丁寧な事に薬莢の底蓋まで外し、中の起爆薬を見事にダメにしてある様子を見て、小さく舌打ちした。
何故、こう言うところだけは抜け目ないのだろう…これでは、もう銃に装弾出来ないではないか。
他に打つ手は……
「まだ、信じてないでしょ?」


