「安藤先輩。」 こいつは、優也。2年で、夏奈と同じクラスなんだとか。 「なんだ?」 「今日の帰り、付き合ってくださいよ!」 「いいけど…」 連れていかれたのは校舎の空き勉強。 嫌な思い出がよぎる。 こんな暗い部屋が、なんだっていうんだ?