しばらく男性に見とれていたが、はたと質問を思い出す。 「そうですね。どうしましょう…」 「まさか、案がないのに置きましょう、とか言ったのか?」 すかさず降ってくる男性の声。 そのまさかですが? 「何も考えてませんでした…」 言うと男性は呆れの吐息を漏らす。 コイツ駄目だ、と言われているようで無性に腹が立つ。 「こういう時は男性が女性に譲るのが普通なんじゃないですか?」