ほのかは不思議そうに梨紗を見ていた。 普段は男子とも女子ともしゃべれて、 クラスの人気者に君臨するほのかさん。 そんなほのかさんに妬かれるとは。 「・・中村め」 「・・??」 梨紗はチィッと舌打ち。 話しかけるだけで、ドギマギして、 話しかけれなくて残念そうで、 そんでもってヤキモチする。 ・・こんなほのか、初めてかも。 梨紗は内心そっと微笑んだ。 ・・頑張れよー。