昨日、瀬戸が走って向かった場所。



今日もそこに居る気がした。


気付けば、いつも注意している側の俺が廊下を走っていた。







“図書室”





図書室の片隅のソファーに座って、肩を揺らし泣いている瀬戸が居た。