「航兄ってさ、完璧なお兄ちゃんって昔から思ってたけど違うね。不思議系だね。」 蜜菜はニヒッと笑った。 いたずらっ子みたいな笑顔は、どこか治也に似ていて切ない。 「そうか?」 「何考えてるのか、どこ見てるのか、さっぱりわからない。…たまに寂しそうに見えるけど。」 蜜菜は水を飲んだ。 つーか、食べるの遅いな…。