だからと言って、何もして無かったわけじゃない。


「失礼します…」


私が来たのは保健室。
保健の先生は私の母であり、裏情報をかなり持っている人でもある。

見た目は優しそうというか、実際優しいから…
生徒からの評判もいい。



「あら、萌ちゃん…
どうしたの?」


「…山崎先生のこと、教えてもらえる?」


「山崎先生ねぇ…
イイ話は出来ないけど、それでいいようだから話すね。」



何より、こういう話をしてる時が一番怖い…
さっきまでの優しそうな顔が無くなって、恐ろしい顔をしている。

でもそんなの慣れっこ(笑)


それより、山崎先生のこと…
さっきの人が山崎って言ってたから、きっと山崎先生だと思う。

数分間後、山崎先生の情報を手に入れて私の企みを実行する。


-萌Side.end-