気持ちいいです

このまま眠っていたい。

体がふかふかするの。

―お・・きろ・・・奈・・・々―

ん~~、もうちょっと・・・

眠気を邪魔されて奈々は寝返りを打った。

すると何かが当たった。

それ抱き枕にして腕で掴んでぎゅーってする。

すると叫びが聞こえた。

「ななななななななな!!!!」

そんな声にゆっくり目をあける。

そこには真っ赤な髪があった。

朝日できらきらしてて綺麗だった。

「きれー・・・ムニャ」

奈々はそれを掴んだ。

そして微笑んで眠りに着こうとした。

「何事です!!!!」

ドアを蹴り飛ばさんばかりの音で人が入ってきた。

その人は驚愕の顔をしていた。

「王子っ!!まさか!!」

「ち、ちがうぞ/////こここいつが急に!!」

「ほぇ・・・?」

すると奈々はゆっくり起きて目をこすった。

奈々から開放されたその人はルウェだった。

「はあはあはあ!」

ルウェはベットの下で蹲り深呼吸していた。

「ルー君おはよぉ~・・・」

まだ目が覚めていないようだ。

「え・・あ、おおおおおはよう!」

「ルー君なんでここにいるのぉ・・・?」

眠そうな目でルウェを見る。