「真ぉ~ 枝利奈ぁ~ 帰ってきたよぉ。」 ちょうど二人が 帰ってきたみたいだ。 「二人とも戻ってきたなっ 大丈夫か エリィ。」 「うん 大丈夫 行けるよ。」 そして 私たちは何事も なかったかのように 賑やかな遊園地の中で 遊び尽した。 何かを 忘れるかのように…。 現実の辛さや悲しさを ここは忘れさせてくれる。 そんな気がしていた。