なんか。一人で考えてたのがバカみたい。


百合は,木の横で泣いていた。





後ろから足音が聞こえる。

振り返ると,隼人がいた。


「お前なんで逃げんだよ。」

「だって,うちとキスしたくないんでしょ?」