「えーっとね、」 答えようとするけれど、誰かの声がかぶさった。 「“気でも狂ったのかい?まったくばかばかしいったらありゃしない! ”だよね?沙南ちゃん」 「あ、愛村君、わかったんだ;」 「まったく!授業中笑いをこらえるの大変だったよ!!」 「ナーツやーん☆」 あ、ウザイのがまた来た。 「聞いて聞いて聞いて!!」 「「はぁぁ……」」 ため息するタイミングまで一緒って、なんか、波長あうね。 「この学校修学旅行俺らでいける場所決めれるらしいぜ!」