やべぇ! そう思った俺は、やっとこさその場を動き、走り出した。 間に合ってくれ…っ! 「………っ!!」 あと5歩のところで、ナイフが振りかざされた。 「あ?避けてんじゃねぇよ!」 間一髪、おっさんは避けたみたいで、腕を押えていた。 パシッ! 「いい加減にしろや、ガキ」 「んだとコラ!」 睨んできたが、 「なんか文句あんのか」 睨み返したら、男は後ろで見ていたフードの奴をちらりと見た。