「ゴホ、ゴホッ」
夏姫は一晩中咳が止まらなかった。
「うえっ・・・風邪引いちゃったんだ・・・」
明け方になってよたよたとタンスの上の救急箱に手を伸ばす。
ガッシャーン
ふらついて救急箱を落としてしまった。
「もうっ!」
いろいろな物が散らばってしまったけど片付ける気力もない。
電子体温計だけを手にしてベッドに戻る。
ピピピッ
電子体温計の音がした。
もそっと電子体温計を取り出すとため息が出た。
(38.8度・・・)
どおりで体が動かないと思った。
(喉も痛いし、頭も痛い・・・)
そう考えているうちに夏姫は眠りに落ちて行った。
夏姫は一晩中咳が止まらなかった。
「うえっ・・・風邪引いちゃったんだ・・・」
明け方になってよたよたとタンスの上の救急箱に手を伸ばす。
ガッシャーン
ふらついて救急箱を落としてしまった。
「もうっ!」
いろいろな物が散らばってしまったけど片付ける気力もない。
電子体温計だけを手にしてベッドに戻る。
ピピピッ
電子体温計の音がした。
もそっと電子体温計を取り出すとため息が出た。
(38.8度・・・)
どおりで体が動かないと思った。
(喉も痛いし、頭も痛い・・・)
そう考えているうちに夏姫は眠りに落ちて行った。