ちょうど7時にホテルに着いた。
好きな人に会えると言うのに夏姫の足取りは重かった。
大きな扉を抜けてロビーに向かおうとした時、名前を呼ばれた。
「夏姫ちゃん!」
長谷川さんだった。
「長谷川さん・・・」
「待ちきれなくてここで待っていたんだ」
おしゃれなジャケットとそれに合わせたネクタイを身につけた瑞樹は素敵だった。
「こ、こんばんは」
どきどきしてどもってしまう。
「来てくれてうれしいよ ありがとう 夏姫ちゃん」
今まで松下さんと呼ばれていたのに今日は「夏姫ちゃん」
戸惑ってしまう。
「2階のイタリアンの店を予約したんだ きっと気に入ると思うよ」
そう言って夏姫の腕に触れてエスカレーターに向かって歩く。
好きな人に会えると言うのに夏姫の足取りは重かった。
大きな扉を抜けてロビーに向かおうとした時、名前を呼ばれた。
「夏姫ちゃん!」
長谷川さんだった。
「長谷川さん・・・」
「待ちきれなくてここで待っていたんだ」
おしゃれなジャケットとそれに合わせたネクタイを身につけた瑞樹は素敵だった。
「こ、こんばんは」
どきどきしてどもってしまう。
「来てくれてうれしいよ ありがとう 夏姫ちゃん」
今まで松下さんと呼ばれていたのに今日は「夏姫ちゃん」
戸惑ってしまう。
「2階のイタリアンの店を予約したんだ きっと気に入ると思うよ」
そう言って夏姫の腕に触れてエスカレーターに向かって歩く。