天国に近い場所

「ちぇ」


龍美は口を尖らせながら、渋々タオルで額を拭いていた。




「サンキュ。じゃあ泳ごうぜ」


汗を拭いたタオルを私に返す。




「え?一人で行ってきなよ」

「ハ?なんで一人なんだよ?」

「だって…龍美サーフィンやるんじゃないの?私サーフィン出来ないし……」

「誰がサーフィンやるっつったんだよ。俺は今日サーフィンやるつもりねえよ」

「そうなの!?私てっきり、今日はサーフィンやりに来たんだと思ってた…」




正樹くんだって…

サーフィンやるみたいだったし…