天国に近い場所

「うん、わかった」

「よっしゃ。夏莉!正樹ー」


私に耳打ちしたあと、龍美は夏莉たちを呼んだ。

夏莉と正樹さんは龍美を見る。




「俺ら先行ってっから、後から来いよ」

「ああ、わかった」


正樹さんが頷く。




すると、一瞬夏莉と目が合った。

私は正樹さんに気付かれないように、ウインクをする。



夏莉、頑張れ!


心の中で夏莉にエールを送り、私は龍美と先に海に向うことにした。
















ザザ―――ン‥

ザ――ン‥‥