天国に近い場所

私もさっき買ったばかりのビーチサンダルを履き、龍美と一緒に外へ出る。




「なに突っ立ってんだよ?早く行くぞ」

「だって…夏莉たちがまだ来てないよ?」

「……お前、ちょっと耳貸せ」




グイッ


龍美は私の耳に顔を近づけ…コソコソと話始めた。






『お前、夏莉が正樹のこと好きだって知ってっか?』


え。

龍美も知ってたの!?






「知ってるけど…」

『だったら夏莉と正樹を、二人きりにしてやろうぜ?』



ああ、そういうことね。