天国に近い場所

「仕方ないでしょ!女の子なんだから、色々と時間掛かるの!」


夏莉が腕を組みながら、龍美に文句を言い返す。





「おい、お前なに夏莉の後ろに隠れてんだよ」

「わっ」


龍美は夏莉の後ろにいる私を見つけ、私の手を引っ張った。






「……やっぱりその水着似合うじゃん」


龍美が私の全身を、上から下までじろじろ見る。




「ヤダ、見ないでよっ」



恥ずかしいっ

やっぱり違う水着選べばよかった……






「照れるなって。それじゃあ、出発しようぜ」