「ちょっと、やめてよ!バカっ」

「なんだよ、最初は嫌がってなかったくせに」


そう言って私の胸から手を離し、龍美は着ているシャツを脱ぎ、Tシャツ姿になった。





「ご飯食べる?」

「食べる食べる」

「じゃあ、すぐ温めるね」


私が起き上がろうとした時‥










「ひゃっ」


龍美は私をソファーに押し倒した。





「志乃……」

「ななな、なに?」


龍美は私を真っすぐ見つめる。

















「…健太郎。見つかった」



「!」



今‥なんて…?