天国に近い場所

なんか、さっき龍美が正樹さんに話してたことも、すごい説得力だったし…

カッコイイって思った。


なんか胸キュンしたし、

今私の隣にいる龍美に、超ドキドキしてるし……


もうっ



ギュッ


私は龍美にしがみつく。





「……どした?」


龍美が私の頭を撫でる。





「私さ…龍美が好きだよ」

「…………あ?」


龍美は私を体から離し、私の顔を覗き込む。


言うまでもない。

私の顔は真っ赤だ……





「頭でも打った?」