天国に近い場所

この声が、

辰夫おじいちゃんに届いていますように……


私は‥

祈っています…






その30分後‥

【手術中】の赤いランプが、そっと静かに消えた…














………………
…………
……



「…………ん…」


「あ!‥龍美!」



手術が終わり、私たちは看護婦さんに病室に案内され、龍美が目覚めるのをじっと待っていた。

しばらくすると、龍美の目が静かに開いた。




「‥龍美?わかる?」


私が龍美に近寄り話し掛けると、龍美は今の状況がよくわからないのか…

辺りをキョロキョロ見たあと、私をじっと見つめ……