天国に近い場所

「あ、辰……!」


私が辰夫おじいちゃんの名前を呼ぼうとすると、辰夫おじいちゃんは人差し指を立て口の前に置いた。



喋るな‥ってこと?


そして、辰夫おじいちゃんはニッコリと笑い‥何度か頷いたあと‥








スッと静かに‥

消えてしまった…







夢‥?





ウィ―ン‥…



さっきの看護婦さんが、手術室から出て来る。



「!!」





すると看護婦さんはマスクを取り、私たちにニコッと笑顔を向けた。




…………。