さあて。
私も制服に着替えるか。
自分の部屋に行き、ハンガーラックに掛かった制服をハンガーから外す。
そして手慣れた手つきで制服に着替えたあと、かばんに化粧ポーチやタオルを入れ、玄関でローファーを履いた。
「行ってきます…」
小声でそう言って、玄関を開け外に出る。
今は5月の中旬。
寒くもないし、暑くもない。
空には雲がゆっくりと流れていた。
風が気持ちいいな…
ふんわりと流れる風を受けながら、玄関の扉を閉め、鍵を閉めた。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…