数分後

すぐに救急車が駆け付け、私とお姉ちゃんと亮ちゃんと……愛さんは、そのまま病院に向かった。


救急車に乗っている間も、龍美は目を開けずに‥まるで眠っているかのようだった……












【手術中】


あのランプが赤く光ってから‥
もう結構時間が経っている。

時間が経つのが、遅い………






「うぅ…………ヒック…」



手術室の前のソファーに座り、私はお姉ちゃんに背中を摩られながら、ずっと泣いている…


愛さんも…

私が座っている前のソファーに座り、震えながら泣いていた。