天国に近い場所

・・・・。

そう言って龍美は、私の頭にすりすりと頬を擦り付けてくる。




「キャ♪いいな―志乃!あたしもあんなこと言われた―い♪」


お姉ちゃんが私たちを見ながら、はしゃぎ出す。




「……有紀‥俺、この瞬間が1番嫌………いって(涙)」

「今更、遅い」


亮ちゃんが龍美のマネをしてお姉ちゃんに言おうとすると、お姉ちゃんに耳を引っ張られていた。




「アハハ〜」

「だっせ」


私と龍美はその様子を見て笑い、そっと体を離し‥アパートの階段に歩いていく。