天国に近い場所

「龍美だって『いらない』って言ってんでしょ!」

「俺はいいの♪」

「よくないよ!普段だって、どこ行っても結局、全部龍美がお金出してくれてるじゃん!(私も出すって言ってるのに‥)
だから私にだってクリスマスの“お返し”くらいさせてよ!」


私は手を止め龍美の方を向いて、龍美の服を引っ張った。




「いいつーの。俺はもう志乃を食いまくってお腹いっぱいだから、欲しいモンなんてないもん」

「なっ……」



お姉ちゃんがいる前で、なに言ってんだぁあああ―!!