天国に近い場所

4人で駅前のスーパーに行き、買い物を終えたあと、龍美は再び家に向かって車を走らせ、アパートの前に車を止める。



「龍美くん、ありがとね♪助かっちゃった〜」


お姉ちゃんが車から降りて、買い物袋を手に取った。


「いえ。有紀さんのメシが食えるんなら、こんなの全然いいですよ♪」


龍美はそう言って車から降りると、お姉ちゃんが持っている買い物袋をヒョイと持った。





「バカ龍美!てめえ、有紀に近づいてんじゃねーよ!」

「うっせ。だったら、お前も持てよ!」


龍美と亮ちゃんが、車の前でまた言い合いをしている。