龍美と再会してから早くも三週間が過ぎ、龍美は毎日の様に電話やメールをくれて、私は『夢じゃなかったんだ』と改めて安心していた。

週末には必ず龍美の家に泊まりに行って、会えなかった日々を埋めるように私たちは二人でいる時間を大切にしていた…





【龍美】
【TO:Re】

あと30分くらいで着くから、
夏莉と校門の前で待っててp(^^)q

-END-





「龍美遅いねー」


金曜日の放課後

龍美が、正樹さんと夏莉を誘ってご飯を食べようと提案し、今は夏莉と校門の前で龍美を待っている。




「多分、もうすぐ来ると思うんだけど…」