天国に近い場所

龍美はそう言って着たばかりの服を脱いで、クローゼットから出した服に着替え始めた。

私も後ろを向き、タオルで体を隠しながら着替えを済ませた。


そして着替えを済ませた私たちは、龍美の家を出たあと、二人で手を繋いで歩いて私の家に到着。

私の家と龍美の家は、歩いて20分くらいの距離で、

私は『こんなに近かったのか‥』と悲しんでいた自分の過去に、がっくりと肩を落とした。





「お前ん家、ここ?」


龍美が、私の家のアパートをじっと見て言った。




「そう、ここの2階!狭いけど、入って〜」