天国に近い場所

私の涙は止まり、突然のことで、何が起こったのかわからないでいる。


自分が‥

抱きしめられている感じがしなかった……




「志乃…」

「……!」



龍美が震えた声でそう言い、抱きしめながら私の頭を撫でる。


龍‥美?

私は龍美から体を離し、龍美の頬に両手を当て、顔を確認するように龍美と顔を近づけた。




「‥龍美‥?」

「ん?」




低くて‥ハスキーな声……





「どした?」


!!

私の頭を撫でる大きな手…




本物の‥

龍美・・・