天国に近い場所

私は手をお姉ちゃんから遠ざけるように上げ、大声を出した。

拭いたはずの目からは、再び涙が溢れて来る。




「志乃…どうしちゃったの?退院してから、何か変だよ?」


お姉ちゃんが心配そうな顔をして、私の腕を揺すった。





「‥心配しないで……だけど、タバコだけは‥とらないでよ‥」

「…どうして?」


私の目からは、更にボロボロと涙が溢れてくる。





「…何かあったの?あたしには何でも話すって約束でしょ?悩みがあるなら話してよ」


お姉ちゃんが私の背中を摩りながら、心配そうに言った。