夏莉との再会からあっという間に月日は流れ、気付けばもう、今日は始業式。

私と夏莉は高校2年生になる。





「ねえ‥見た?」

「み、見た‥‥」

「間違いないよね?」

「間違いない…」

「一緒のクラスだ――!」



私と夏莉は、クラス表が張り出された前で抱き合って喜んだ。

そう!

私と夏莉は同じクラスになれた♪


夏莉とは、あれから毎日一緒に過ごし、春休みもほぼどちらかの家に遊びに行っていた‥

夏莉は私の住んでいる隣街に住んでいて、こんなに近くにいたのかと‥それを知ったとき、ガックシと力が抜けた…