天国に近い場所

「それよりさ…」

「?」


お姉ちゃんは、私に近寄り私の髪をかきあげた。


そしてお姉ちゃんは、私の耳たぶを触る。





「志乃…こんなピアス持ってたっけ?」

「!」



ピアスって……

私はガバッと起き上がる。






「ちょっと‥!まだ寝てなきゃダメでしょ……」

「お姉ちゃん、鏡貸して!」

「えっ‥鏡?」

「早く!」

「ちょ、ちょっと待って…」



お姉ちゃんは自分のカバンから、小さいコンパクトの鏡を出し、私に差し出した。

私は鏡を受け取り、髪を耳にかけ鏡耳に近づけた…