龍美は私の後ろから抱き着き、私の体に抱きついてきた。




ななな


「なにすんのよっ!」




バッチーーン!













……………
……

「…ったく。殴ることねぇーだろ!」


龍美は、さっきから頬を手で押さえている。




「だ、だって龍美が悪いんでしょっ」



私と龍美は並んで、二階の廊下を歩く…





「でもいいや。お前の体触れたし」

「なっ」



龍美はさっきの私の体を感触を確かめるかのように、手を動かし始めた…