健太郎くんはまたすぐに、プレゼントの箱を開ける。



……健太郎くん、気に入ってくれるかな?


私は内心ドキドキしながら、箱を開けている健太郎くんを見ていた。






「…コレ。〇〇レンジャーの時計!?嬉しいっ!!」


健太郎くんは箱の中身を見ると、すごくはしゃいでいた。



よかった〜!!

気に入ってくれたみたい……


私はホッと胸を撫で下ろす。





「しのおねぇちゃん。コレつけてくれる?」

「いいよ」


健太郎くんはさっそく腕時計を腕につけたいみたいで、私に腕時計を差し出してきた…


私は腕時計を受け取り、健太郎くんの左手首に腕時計をつけた。