「ななな、なんでそうなんの!?」

「いいだろ。正樹たちだけ一緒に寝て、俺らは別なんて嫌だよ」



そんなあ……

私まだそうゆうことは…ちょっと…






「大丈夫。“そっちの方”は、お前の心の準備出来るまで、俺は待つつもだから」

「!」

「俺はただ、お前と寝たいだけ」



龍美は、明らかに演技しているような真面目そうな顔を作った。




でも龍美……

待ってくれるんだ……よかった…


私はとりあえずホッとする。






「じゃあ着替えたら、俺の部屋来いよな」