ゴボゴボ‥

ゴボゴボ…





やば…

息が出来ない…



金づちの私は、手足をばちゃばちゃさせ
て、必死に地上へ行こうとするが、なかなか地上が見えてこない。









苦しい…

どうしよう‥







ぎゅ




苦しくてもがいていると、私は何かに包まれていた。







「――プハっ‥」


そして、やっと息が出来たと思ったら…私は龍美に抱かれていて、地上に出ていた。






「大丈夫か!?」


龍美は私の体を揺すっている。