「お姉ちゃーん!朝ごはん出来てるよー」 リビングで化粧をしながら、洗面所にいる姉に声をかける。 「はいはーいっ!寝癖がなかなか直らなくてさっ」 お姉ちゃんは、髪を整えながらリビングに座った。 「うまそ〜♪今日は納豆か」 「お姉ちゃんが好きな小粒タイプの納豆にしたよ」 「さすが我が妹」 化粧をしていた手を止め、納豆を掻き交ぜる私。 私は、横山 志乃(ヨコヤマ シノ)高1 幼い頃に両親を交通事故で亡くしてから、今まで姉と二人で生きて来た。