キミの心Ⅱ-いつまでもキミと一緒に-

そして彼女はピアノから手を離し、横にあったペンで楽譜になにか書き込み、もう1度ピアノに触れた。

3小節分ぐらい弾いて

またペンをとって書き込んだ。


―カタッ―


ペンを置いて彼女は息を吸った。


「よし、出来た」


…なにが…??


そう思った頃にはまた彼女はピアノに触れまた弾き始めた。