パァーンッ!

そんな俺の頬の紅潮を隠すかのように、花火が打ち上げられた。

「花火かぁ!」

「キレイですね!」




先輩と見れてよかったです。



俺は、心の奥で呟き、花火を見つめた。


「鶴橋くんと見れて、よかったよ」

「え?」

「だから、鶴橋くんと見れて、よかった!」

先輩は俺の方を見て、笑顔で言った。
…期待しちゃいますよ?先輩。

「俺も、先輩と見れて、よかったです!」

「一緒だね!」

いつかは、俺の気持ちが届く日も来るのだろうか?











*ピュアで甘甘な二人でした*


(先輩、卓って呼んでくださいよ)

(卓?)

(///////////ズッキューーンッ)

(ちょ、鶴橋くん!?)

(鶴橋、くん…TT)

(あは、嘘だよっ!卓くん!)

(//あ、ありがとう、ございます
[意外と小悪魔なのだろうか…])