今は夏のｽﾎﾟｰﾂﾃｽﾄをやっている。

そして50㍍走をやっていた。
彼女達だけは、50㍍走を12本やっている。

理由は、何回やってもﾀｲﾑが一緒だから。
最初は6秒台を何回か出してたけど、さすがに12本もやればばてるらしく、今は7秒台ばかり出している。

どっちかが1位になるまで、この2人は、争いをやめないのだ。

｢頼むから、もう違う場所に行ってくれ…｣

毎年毎年、終わらない50㍍走を作り出してる2人に、先生が泣きながら訴える。

｢仕方ない!!次がﾗｽﾄだ!!ぜっっっったい勝つからねっ!!｣

｢おう!!俺だって負けねぇ!!｣

火花が散っている…。

｢じゃあ、俺がｽﾀｰﾀｰやってやる｣

｢かっこいい～士音～Ｖｖ｣

｢そんなに誉めんなって…ﾌｯ｣

今の会話は、学校1のﾗﾌﾞﾗﾌﾞｶｯﾌﾟﾙ、
折谷士音と、椎名菜穂。
菜穂ちゃんは超美脚でめっちゃ可愛いの。
士音くんは声が低い、でもかっこ良く見えるときもある？(←何故疑問系)

｢すげぇな…相変わらず…｣

｢ね…梨世もあんな風なｶｯﾌﾟﾙn｢なりたいのか!？｣なりたくねーんだよ｣

ったく、遮んなし…。
最後までしゃべらせろ!!

｢早く位置につけ!!｣

｢｢ﾗｼﾞｬｰ☆｣｣