男は部屋にあった




脚の長い椅子に座ると




自分はサンタクロースだ と言った




サンタは子どものいる家に行くのだろう と聞くと




サンタを必要としているところへ行くのだ と男は答えた




そしてスーツの内ポケットから




黒く鈍く光るものを出すと




あんたが俺を呼んだんだ




これは俺からのクリスマスプレゼントだ と




僕に銃口を向け




笑いながら引き金を引いた