『やーん!今日の史華素直じゃない?』

「あたしは頑固って?」
眉間にしわを寄せる史華。
『違う違うーッッ♪いつも感情を表に出さないでしょ』
「ま……まあ//」

『ランディーってかっこいいの』

「vo.がね」

『好きなんだ♪』

「芸能人としてね」

………ん?

『史華…顔赤い…』

「~~~~!!!」

ほっぺたを赤く染め、両手で押さえる。

『まっ………まさかぁ~』
あたしは、史華の表情を見て確信を得る。

「なっ!!!///」

『恋しちゃってるんだぁーッッ』

「////!!!!ωд☆χ□」

どもりすぎの史華は何を言ってるかさっぱりわからない。

『芸能人に恋したかぁ~』

「もー黙っておこうと思ったのに…」

と言いつつも、史華はにやついている。

『ランディーのvoって琴葉?』

「そぉだよ。一組…」

『まーじーでー!!!!!!』
あたしは、本気で史華の恋を応援した。

この時は、あたしに
起こる事なんて予想もしてなかった。