授業が終わり、昨日も行った雪音ちゃんの家に今日も、おじゃますることになった。


「てきとうに座って。けんとは、今日は来れないって~。」

なんでだろう?
心のどこかで、ガッカリしている自分がいた。

なんで今日来れないんだろう?

なんか、私おかしい!
けんとくんが、気になる・・・。


「けんとくんなんでこれないの?」


「なんか、具合悪いみたい。そんなけんとのこと気になる~?」

にやにや笑いながら、雪音ちゃんが聞いてきた。

「えっ!?いっ・・・いや、そんなことないよ???」


「どもりすぎ~!まさか、けんとに惚れちゃった?☆」


「惚れる?ないない!だってまだ、出会ったばっかだし・・・。」


うん。ありえないよ。
だってはじめ、私のことをぶすこちゃんって呼んだんだよ?


「出会ったばっかとか、関係ないと思うんだけどな。まあいいや。よし、じゃあ始めよっか♪」