あれからハゼくんと二人、結局トイレに行かず席に戻る事にした
ハゼくんは私があんな事したのに、歩いている間、逆に私を慰めてくれた
「ひどいよな、あんな言い方ねーよなぁ。あいつ興味ない女にはトコトン冷たいからなー。…あっゴメン」
「興味ある子には…優しいんだ?そりゃそうだよね」
「いや、そういう意味でもないんだけど…。でもさ、桃ちゃん何でナツキの事知ってんの?好きっていつから」
ハゼくんの質問攻撃に、どこから話そうか迷ってしまう。幼稚園から・・・とか言ったらちょっとヤバイ?しかもずっと会ってないわけだし。好きなのも昔のナツキくんで、今の彼じゃないとか言われると辛い
「あ~、分かった!体育祭ん時?あいつ速いし、目立つ顔立ちしてっからなー」
「そんなミーハーな感じじゃないんだけどねぇ…」
そうは言ってみたものの、あんまり説得力がない。ナツキくんは確かに綺麗な顔をしてるし、その辺のミーハーな娘と一緒にされてもしょうがないかもしれない
ナツキくんもそう思ったのかな…。オレの事よく知りもしないくせに、コクってきやがってって。そんなんじゃないのにな
ハゼくんは私があんな事したのに、歩いている間、逆に私を慰めてくれた
「ひどいよな、あんな言い方ねーよなぁ。あいつ興味ない女にはトコトン冷たいからなー。…あっゴメン」
「興味ある子には…優しいんだ?そりゃそうだよね」
「いや、そういう意味でもないんだけど…。でもさ、桃ちゃん何でナツキの事知ってんの?好きっていつから」
ハゼくんの質問攻撃に、どこから話そうか迷ってしまう。幼稚園から・・・とか言ったらちょっとヤバイ?しかもずっと会ってないわけだし。好きなのも昔のナツキくんで、今の彼じゃないとか言われると辛い
「あ~、分かった!体育祭ん時?あいつ速いし、目立つ顔立ちしてっからなー」
「そんなミーハーな感じじゃないんだけどねぇ…」
そうは言ってみたものの、あんまり説得力がない。ナツキくんは確かに綺麗な顔をしてるし、その辺のミーハーな娘と一緒にされてもしょうがないかもしれない
ナツキくんもそう思ったのかな…。オレの事よく知りもしないくせに、コクってきやがってって。そんなんじゃないのにな


