お古牟の方は、上品で、艶やかな美しいお方だった。 上様がご側室にしたのが、分かる気がする。 「お古牟の方様? いかがされましたか?」 「京から、甘いお菓子が届きましたよって、おすそ分けをと思いまして…。」 「それは、ありがとうございます。」 「では、後ほど、私のお部屋にお越しくださりませ。」 「はい。」