「…またな。」 …―バタン そう言って扉の向こうに消えた後ろ姿を今日も私はベットから見送る はぁ〜〜。 もう何回目だろう。 こうやってアイツを見送る度にため息をつき モヤモヤとしたわけのわからない感情でいっぱいになる。 さっきまで二人の間に、愛があったと錯覚してしまうような甘い行為をしていたはずなのに。 残ったのは虚しさと淋しさと…… 後悔だった。